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雛人形の保存とお手入れ

  • 雛祭りの後、早めに天気のよい乾燥した日を選びしまいます。
    まず羽根バタキでやさしくホコリを払い、細かい部分は細筆の先などを使います。手で直接人形に触れるとシミがつくことがあるので注意しましょう。

  • 人形を包むときは、強く包まないようにしましょう。型くずれの原因になります。
    衣装のふくらみがつぶれないように袖口に丸めた紙を入れ、また顔の部分も紙で包むとよいでしょう。
    人形に直接触れる部分には、新聞紙は使わないでください。

  • 湿気は人形の大敵。カビやシミ・変色を防ぐには、納戸や押入の上の段・天袋など高い場所での保管が適切です。
    また乾燥しすぎると顔にヒビが入ったりする場合もありますので、時々風通しをしてあげるとよいでしょう。

五月人形の保存とお手入れ

  • お祝いの後、早めに天気のよい乾燥した日を選びしまいます。
    まず羽根バタキでやさしくホコリを払い、細かい部分は細筆の先などを使います。手で直接人形に触れるとシミがつくことがあるので注意しましょう。 

  • ポリエステルやナイロン地のものが主流で軽く、取り扱いも楽になります。
    洗濯は手洗いでドライクリーニングは避けてください。よく干して湿気の少ない所にしまってください。

防虫剤について

防虫剤は原料別にパラジクロルベンゼン製剤・エムペントリン製剤・しょうのう製剤・ナフタリン製剤の4つのタイプに分けることができます。
どんな原料を使用しているかは、商品名の近くに必ず書いてあるので一度ご確認ください。

この4つのタイプの中で、人形の保存のために最も適しているのがナフタリンを原料としているものです。
パラジクロルベンゼン製剤のものはプラスチックと反応してプラスチック製品を溶かしてしまう可能性があるので、人形保存用として使用するのは避けたほうがよいでしょう。
エムペントリン製剤のものは銅と反応し、銅を変色させる可能性があります。
屏風や鎧などは気がつきにくい箇所に銅が使用されていることも多いので、人形保存用として使用するのは避けたほうがよいでしょう。
しょうのう製剤のものは呉服用として製造されているために、衣替えを基準にして効果の持続期間が約半年となっています。
防虫剤はナフタリン製剤のものを選びましょう。

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